お気楽読書日記:12月

作成 工藤龍大


12月

12月02日

今年は更新できないのではないかと思っていたが、気力をふりしぼって更新する。

SASというものがある。
Statsical Analysis System という統計ソフトウェアの定番らしい。

理科系ではないので知らなかったが、大学研究機関、統計処理関連の業務では広く使われている。
値段もそうとうなもので、個人がインストールして使うようなものではない。

そのうえ、このソフトウェアを動かす独自のプログラム言語もある。
雰囲気としては、SQLに似ている。実際の挙動はよくわからないが、素人目には第一印象としてそうみえる。

このソフトウェアの仕事がきそうだ。
統計用の数学や公式を理解していないと使えないむずかしい翻訳だ。
数学なんて、うん十年もやっていないから頭がいたい。
脳トレとしてやっているインド式算数では、もちろん歯が立たない。

最近、専門のIT翻訳ではない仕事が増えて、なにかと気苦労する。
そもそも、自分がこんなことをしていいのかなんてね。

もっと適任のひとはいるのだろうが、あいにくそういう人は現役でばりばり働いていてもうからない翻訳の仕事はしない。

世の中はうまくできている。ぼんくらでも生きていけるのは、世の中の法則のおかげと感謝するのみだ。

そんなわけで、休みの日が休みでない一年だった。

仕事に使われている感じがして仕方ない。
自分のために時間を使う方法をみつけないと、疲れるだけ働いて成果もない。
未来もみえてこない。

とりあえず超整理手帳でも買ってみるか。

SASに関しては、こんな本を読んでみた。
「SAS プログラミングの基礎」(野宮、池、稲葉、杉野編著、ハーベスト社)
「SAS によるデータ解析入門」(竹内啓 監修)東京大学出版会

内容を100%理解したとはいえないが、なんとか翻訳をこねあげることはできそうだ。

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