更新できなかったので、読んだ本をメモしておく。 『空手とは何か』(廬山初雄) 元極真空手の廬山初雄が語る人生と空手。 「拳聖」沢井健一師と空手の達人・中村英夫師との出会いが興味深い。 『40ヵ国語習得法』(新名美次) 北海道札幌出身で、ニューヨークで眼科医をしている著者の外国語マスター法。 この人は語学の天才に属する人なので真似はむずかしい。 『渡部昇一の中世史入門』(渡部昇一) 頼山陽の「日本楽府」をタネ本にした英文学者の日本史紹介。 網野良彦以後の日本史愛好家には少々退屈かもしれない。 『河合隼雄のカウンセリング講座』(河合隼雄) 以下、含蓄のある言葉を引用。意味と解説は省略。 「全体の読みのなかに自分を入れ込む」 「忍法自我隠し」 「人と違うことが個性ではない」 「ものごとの意味を考える」 「コンプレックス」 「コンプレックスのあるところに可能性あり」 「コンプレックスは、はき出すだけではだめ」 「コンプレックスと対決しながら自分のものにする」 「人間の大きさのくらべあい」 「自分の力の限界を知る」 「三年間ノイローゼになるちからを持った人間」 『鬼園の琴』(内田百けん) いまはなき旺文社文庫。百鬼園先生ははまります。 とにかく電車に乗ると、ビールが飲みたくなる逸品。 以下は、おぼつかない中国語で読んだ漢語(はんゆー)版。 『天黒以后』(村上春樹) 『英雄』(張芸謀監督の"HERO"ノベライズ版) |
© 工藤龍大