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■ ■ No.000 01/01/14
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■ ■ ドラゴニア通信 創刊号
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■ ■ 歴史と読書を楽しむサイト「ドラゴニア」更新情報
■ ■ (週刊)
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==== Index ===================================================
01: 「ドラゴニア通信」創刊の言葉
02: 今週の更新情報
03: 先週のお薦め読書日記
04: 2001年の企画(その1)
05: 編集後記
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◆ 「ドラゴニア通信」創刊の言葉
やっと創刊号ができました。ナンバリングも初心に返ってゼロから始
めます。今まではずっと001号だったのです。なんのためのナンバリ
ングかと呆れた人も多いでしょうが。(笑)
次回が、本当の1号ですね。
これからは週一回のペースで発行していきます。ただ何曜日とは決め
ていません。というのも、個人でやっているので何があるかわからない。
本業が忙しいときもあるし、病気でダウンするときもあるかもしれない。
冠婚葬祭もないとは限らない……。
とにかく出来るだけ長く続けたいと考えているので、あまり無理なこ
とは最初から言わないでおこうと思います。(笑)
このサイトは読書日記とエッセーが中心なので、取材というかネタ探
しというか、そもそも本を読まなければならない。時間が足りないなん
て音を上げる前に、最初からお断りを入れておきます。
さえない「創刊の言葉」ですね、まったく。(苦笑)
しかも、この日に限って、メールが不通ときている。
21世紀も波乱含みだな、きっと。
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◆ 今週の更新情報
今週はトップページを少し変えました。
「リンク集2」のところの項目に「使えないサイト」から「一見の価値
有りHP」に変えました。
冗談のつもりで作った「使えないサイト」リンクは、やっぱり使えな
かった!(笑)
それよりも「一見の価値有りHP」リンク集に集めたサイトは、どれ
もこれもわたしが感心したものばかり。
こっちに力を入れるのが、本当だと反省したのです。
今年は個人のサイトを重点的にリンクしてゆこうと思っています。
もし、ご自分でサイトを立ち上げた方がいたら御連絡ください。
相互リンクしましょう♪
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◆ 先週のお薦め日記
「仮面ライダークウガ」で始まった先週の「お気楽読書日記」。
特撮に弱いわたしの弱点を直撃されました!
そこで、仮面ライダークウガの世界で、ちょっと遊ばせてもらいまし
た。いっしゅのアタマの体操だと思ってお許しください。(笑)
執筆にたっぷり時間をかけた力作(?)であります。
「仮面ライダークウガを言語学する」(1月8日)
http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/dy/d21.htm#08
「クウガを考古学する:パート1&2」(1月7日)
http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/dy/d21.htm#07
http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/dy/d21.htm#07a
もう一つ、悪ふざけが好きなワタシの好みが露呈してしまった一本。
日米の株価の異常な下がり方をみているうちに、ついむらむらとこん
なものを書いてしまいました。
こういうものが好きなんですね、ほんと。
ただし、評判は良くなかったみたいです。(苦笑)
「株安は日本人に対するPCの祟り?」 (1月11日)
http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/dy/d21.htm#11
意外に評判が良かったのは、次のふたつ。
まじめだから、反応はぜんぜん期待していなかったのですが……。
あんまりふざけた日記を書いていると見捨てられるかなと心配になり
ました。でも、こりもせず、お笑い路線も追求したいと思います。
(面白がっているのは自分だけ……という気がしないでもないですが)
「日本に関する嬉しいニュース」 (1月 9日)
http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/dy/d21.htm#09
「不況もいいもんだなと思いませんか?」 (1月10日)
http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/dy/d21.htm#10
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◆ 2001年の企画(その1)
「21世紀に読み継ぎたい作家」
前号に書いたように、2001年には読書に関する企画をサイト上で
展開したいと思います。その第一弾として「21世紀に読み継ぎたい本」
というのを考えたのですが、はたっと気がつきました。
本を選ぶ前に作家を選ぶべきではないかと。
そういうことで、まず最初に20世紀に活躍した作家たちから、
最強(!)のメンバーをリストアップすることにしました。
選定基準としては、本嫌いのにーちゃん・ねーちゃん、坊ちゃん・
嬢ちゃんでも文句なしに<感動できる>という一点にしぼりたいと思います。
だから、ノーベル賞だろうが直木賞だろうが、賞は関係なし。
そう考えてみると、「21世紀に読み継ぐたい作家」にはこんな条件
があります。
<21世紀に読み継ぐたい作家の条件>
1)とにかく怒涛のように感動できること
2)趣味性(ディレッタント)な志向が強い人ははずす
3)特定ジャンル内でしか通用しない古典的名作ははずす
4)ただし純文学、大衆文学などのような分類にはとらわれない
(ミステリー、SF、恋愛小説、ジュニア小説でもオッケー)
5)わたし工藤龍大が圧倒的に指示する作品である
最後の条件は、ちょっと凄すぎるかな?
でも責任を持つということは、こういうことでしょう。(強弁!)
自分が絶対にいいというものでなければ、人には薦められません。
万一それが口に合わない場合があったって、「しょーがないやんか!」
というしかありませんね。(笑)
そのかわり、みんなが良いといっても、わたしがダメなものもある。
とにかく、わたし本人の無制限責任ひっかぶり的、全人格的セレクト
です。あんまり期待すると……バカみるかもしれませんが。(笑)
無条件でセレクトするのは、宮沢賢治・三浦綾子・隆慶一郎。
海外ではヘルマン・ヘッセ。SF作家オースン・スコット・カード。
レイ・ブラッドベリ。
この人たちの作品なら、よほど偏屈でないかぎり誰でも感動すると思
います。他にも名前が浮かぶ人たちはいるけれど、感動ものの大傑作と
どうかと思う愚作がいりまじっているので、今回はパス。
しかし、わずか6人か。
もう少し増やしたいですね。
それについては、次回までに考えてみます。
もしご推薦の作家がいれば、当方までメールでご連絡ください。
ただし、「第五の条件」という凶悪な選択基準があるので、採用させ
ていただくかどうかは保証できませんけれど。選ばなくても怒んないでね。
――などと気弱になりつつ、この稿を続けます。
(次回へ続く)
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◆ 編集後記:
波乱含みの創刊となりました。
契約しているプロバイダのメールサーバーが死んでいるらしく、
メールが不通です。しかもテクニカルサポートには連絡がつかない。
だから、このメールマガジンをメール上でチェックできないんです。
しかも無事に配信できたかどうか確認もできない。
もしレイアウトが狂っているようでしたら、ご勘弁を。
先にお断りしておきます。
(もっとたくさんおかしなところもあるかもしれない……不安だなあ)
さて20世紀末(笑)から読んでいたカズオ・イシグロの
<When we were orphans>もそろそろ終盤に入ってきました。この調子
だと、次の火曜日あたりにはご報告ができると思います。
早川書房から近いうちに翻訳がでるそうです。邦題は「わたしたちが
孤児だったころ」。あんまり凝らないタイトルですね。でも、穏当なと
ころでしょう。
ところで、この小説は探偵小説ということになっていますが、ほんと
でしょうか?
主人公の職業が探偵だけれど、推理小説ではないと思います。
じゃあ何かといえば――カズオ・イシグロの文学作品ですね、やっぱり。
映画「日の名残り」を見た方も多いでしょうが、あの雰囲気です。
わたしもすっかりイシグロ・ワールドにはまってしまいました。
残りの長編小説を順に読んでいこうと思います。邦訳かオリジナル
にするかは、時間との兼ね合いですね。できればオリジナルで読みた
いのですが……。
工藤龍大
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ドラゴニア通信: 歴史文学と鉄人的読書日記のサイト「ドラゴニア」
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