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■    ■                                      No.001  01/01/21    
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■        ■      ドラゴニア通信                                  
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■      ■          歴史と読書を楽しむサイト「ドラゴニア」更新情報
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==== Index ===================================================

01: 今週の更新情報
02: 先週のお薦め読書日記
03: 2001年の企画「21世紀に読み継ぎたい作家」(2)
04: 編集後記

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◆ 今週の更新情報

  今週もトップページを少し変えました。
  いままで二箇所にあった「お気に入りリンク集」を「リンク集2」の
ところにまとめました。
  少しは使いやすくなったように思います。
  ここにアップしてあるリンク集はわたしが実際に便利に使っているも
のばかり。同好の士(……なんている?)にはきっと役に立つと思って
います。
  前号でも書きましたが、今年はリンクにちからを入れてゆこうと思い
ます。
  「見上げたもんだよ、屋根屋のふんどし」
――じゃない、他人のフンドシを使わせてもらう!
  これがインターネットですね。(笑)

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◆ 先週のお薦め日記


  今週はあれこれ忙しく、読書日記が書けないうえに、お休みまでして
しまいました。
  まあ、これは仕方がない。アマの限界です。(泣)

  ところで、まだ最終回が書けずにいる「連環記」(幸田露伴)はおす
すめ。ちょこっと、人生の厳しさを知らないと面白さがわからない恨み
はありますが、カシコい人ならわたしみたいなオヂさんでなくてもじゅ
うぶん感動しますよ♪

  幸田露伴の「連環記」の読書日記は;

   「明治の文豪の世界に浸る」 1月15日(その二)
    http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/dy/d21a.htm#16a

    「魂の仕事師」 1月16日(その二)
    http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/dy/d21a.htm#15a

  遺伝子組み換え技術の倫理について考えてみた日記;

   「遺伝子組み換えで変わる世界」 1月15日
    http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/dy/d21a.htm#15

   「義務としての幸せ探し」 1月16日
    http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/dy/d21a.htm#16

   「クローン技術でノアの箱舟を」 1月17日
    http://www32.ocn.ne.jp/~thkudo/page/dy/d21a.htm#16

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◆ 2001年の企画(その2)
   「21世紀に読み継ぎたい作家」(2)

  前号の続きです。
  おさらいの意味で、前号にあげた条件をまた書いておきます。

      <21世紀に読み継ぐたい作家の条件>
        1)とにかく怒涛のように感動できること
        2)趣味性(ディレッタント)な志向が強い人ははずす
        3)特定ジャンル内でしか通用しない古典的名作ははずす
        4)ただし純文学、大衆文学などのような分類にはとらわれない
           (ミステリー、SF、恋愛小説、ジュニア小説でもオッケー)
        5)わたし工藤龍大が圧倒的に指示する作品である

  あいかわらず、5番目の条件がきついなあ。(笑)

  無条件でエントリーした作家は次の六人でした!

        ・宮沢賢治
        ・三浦綾子
        ・隆慶一郎。
        ・ヘルマン・ヘッセ
        ・レイ・ブラッドベリ。
        ・(SF作家)オースン・スコット・カード

  とっても人に薦められないけれど、個人的に大好きだという困った作
家もいます。その代表的な例が「永井荷風」。
  高校生のときに「墨東綺譚」を読んでから、わたしはこの作家が大好き
になのです。でも、人様にはとってもお薦めできません。
 (漢字が出力できないので、すいません。墨の字にサンズイがないと本
当は駄目なんです。)

  ところで、その後古い人たちですが、日本作家ではこの人がいた!
  夏目漱石です!

  漱石のデビュー作「我輩は猫である」は、1905年に発表されまし
た。つまり漱石はりっぱに20世紀の作家です。
  ところが森鴎外は1890年に「舞姫」を書いている。だから今回の
リストには該当しません。

  この調子でみていくと、あと六人候補がいました。それは――
梶井基次郎と長塚節、そして中島敦。
  さらに有島武郎と武者小路実篤。

  これなら、たぶん本屋の読み上げサービスで朗読してあげれば、本嫌
いのにーちゃん、ねーちゃんもオッケーかな?
  とオヂさんは考えます。

  なんだか文豪ばかりになりましたね。(笑)

  このリストに、池波正太郎・司馬遼太郎・藤沢周平を入れるかどうか。
もちろん入れて全然かまわないんですけれど、池波さんの良さは大人の
ダンディズムだし、藤沢さんは大化けした作家だから初期の作品をわた
しは買っていない。
  司馬遼太郎さんは国民的作家だけれど、前半と後半で別人のように成
長した大化け作家です。
  「竜馬がゆく」の頃と、「菜の花の沖」の頃では質的レベルが全然違
う。「菜の花は〜」は超一流の思想家が書いた文明論です。

  と、ここまで書いてきてはたっと気がつきました。
  この三人の大作家は、わたしが敬愛し「ココロの師匠」と思っている
方々なので、ひいきの引き倒しがあるようです。

  いきなり気が変わってなんなんですが、エントリーしましょう!
  責任をとるのは、わたしだ!(笑)

  えーと、他に書き漏らした人はいないかな?
  あっ、魯迅がいたな。これも入れなくちゃ。
  どうやら、この調子ではもうすこし増えそうですね。

                                  (次回へ続く)


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◆ 編集後記:

  相変わらずあわただしくメルマガを出しています。(笑)
  発行ペースだけは死守する。
  現在の目標は、これがすべて!
  ペースをつかんだら、中身ももっと良くなる……と思いたいです。
  笑うしかないですね、ホント。
  次回もお楽しみに。

            工藤龍大

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ドラゴニア通信:  歴史文学と鉄人的読書日記のサイト「ドラゴニア」
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